Newブログページ、あけまして

Ed Sheeran - Visiting Hours ショップのNEWS

あけましておめでとうございます、というにはあまりに日にちの経った更新になってしまいました。

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誰もぜんぜん怒ってないと思うので謝りはしませんが、自分としてはあんまりよろしくないなと思ってはいるので、心新たにしていきたいなと思っている、一月末です。

新しいブログページにしたいという考えは、少し前から考えていて、でもなんか調子乗って前のページの二年契約してまだ途中だし…とか思ってちゅうちょしてましたが、新年だしおりゃっと新しいページを作ることにしました。いずれは本チャンのお店のページも引っ越ししようと思っています。

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しかし、これほど激動の年明けが過去あったでしょうか。

天災、人災、芸能ゴシップなど、普段スポーツのネットニュースしか見ていない僕のところにも届くくらいの大きなニュースがたくさんありました。

いつも利用してるヤマトの営業所で正月に荷物を出そうとすると、パートのおばちゃんに「いま予定通り届かないかもしれませんよ、ほら、羽田の関係で…」と言われて、「あ…ああ、あれね…、わかりました!」とテキトーに答えて後でチェックして羽田空港の事故を知りました。

ひいきにしてもらっているお客様とのメールの中で、「田中氏の邸宅も焼けて…」という話が書いてあり、どこの田中さんの話かも分からずこれもネットで『田中 火事』と検索して事実を確認した次第です。一番に思い浮かんだのはココリコでしたが。

能登の地震の件は、自分が見ているスポーツネットニュースのページにも速報でアップされていましたので、これはほぼリアルタイムで知りました。「まさか元旦に…」という思いがよぎりましたが、いや、じゃあ何日ならいいんだよと思い直しました。

こういう多くの人の生命にかかわるような大きなことに直面すると、もう本当に、何と言っていいか、何も言う必要もないのかもしれませんが、何を考えるのか、頭の深くで思索がめぐってぐちゃぐちゃになっていきます。

福岡でも、体感は無くても計測上ではゆれたのかもしれないですし、実際九州の沿岸部にも津波警報がでました。でも被害はありませんでした。つらいだろうな、たいへんだな、ともちろんそれなりに真剣に思う心の中でも、どこかできごととしては実感のない他人事になってしまっている自分がいる、それが事実でした。文字通り対岸の火事なんです。そのことがまた、脳みその中で自分に「あんたはそれでいいの?」という問いになってめぐり頭の中の混沌は複雑さを増します。だいたいこんな文章書いてることが言い訳がましいよな、とかそれもめぐり思ったりして。

僕は腹を立てています。この年末年始、いろんなことに。

大谷翔平選手、山本由伸選手のドジャース入りが決まるまでの二転三転する報道の不確かさに。そのニュースを異様な執着心をもって眺めていた自分に。松本人志氏に。その取り巻きの芸人たちに。それらを勝手に裁くコメントをする素性も知らないアカウントの数々に。それをあおる報道に。結局気がつけばそれらを上から目線で文句を垂れているだけの自分に。

あー、くそー。と、これをタイピングしている時点でもなんだか腹立てているわけです。何だろう。結局は世界がShitだから腹が立つんじゃなくて、そこにどっぷりで抜け出せないというか抜け出そうともしていないというかまんまとハマっている自分に腹立ててるようです。

僕は自分がカワイイカワイイで40年生きてきた、とんだハッピー野郎なので、こういう気持ちになったのは生まれてから記憶にありません。まあ大きな人生の変化があったので仕方ないよねー、とそれも自分を擁護する40年来の自分と、それが甘ぇんだよというNew自分が戦っているような…。

ただ思い返してみると、学生時代もなんだか自分は基本的にヒネくれた眼でずっと世間に毒づいて生きてきていまして、奥さんと出会ってからその毒っ気を中和してもらっていたのに、その中和剤が無くなってまた昔からの毒っ気が戻ってきて、いまその毒が己に悪さをしてるのかもしれないな、とか思っています。これからそれらがまた馴染んでくるのと、中和した世界を知っている自分とがハイブリッド化していくのを客観的な「第三自分」は静観していきたいと思ってはおります。

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Ed Sheeran – Visiting Hours

今日の一曲は、Ed Sheeranの「Visiting Hours」です。

日本語では「面会時間」だそうです。冒頭の歌詞からheavenとか出てきますし、聞くからに生き死にのことが関係する曲なんだなと感じることができます。

コロナで失った友人へ向けて、天国にも面会時間があったならあなたに相談したり報告したりしたいことがたくさんあるんだよ、というような曲です。

ほら、もうこれだけでお涙じゃないですか。いや実際お涙ですよ。たまらんす。

こんなタトゥーたっぷりの腕がピアノ弾いてるのも初めて見ましたけど……、とか言って茶化さないと、しんみりしすぎちゃうじゃないですか。

しかしこの人の懐の深さはなんでしょうね。きっとふかいふかい傷みも、反対によろこびも知っている人なのかなと思います。明るい曲も暗い(というとちょっと違うけど)曲も、本当にホンモノの感じがします。


……と、ぜんぜんギターと関係ない話だけして、しかも新年のすがすがしい幕開けとは程遠い陰気な記事から始めてしまいましたが、いいかな、だってそういう年明けやったし、わざわざこのブログページを新設したのももう少し自分が書きたいことを書こうと思ったからだし。

いや、今までもたいがい好き勝手書いてたやん! という人もあるかもしれませんが、これでも遠慮してたのよ。まだ遠慮はしてますけど…。コンプラかてんぷらか知りませんが、世知辛い世の中ですもんね。てんぷらは辛くなくてうまいけど。

ああ、くだらない締めだなあ…。よっしゃOK。

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今年からの2024Newスプーンを、また見に来たくなるようなページにしていこうと思います。

暇な時にきてね☆

SPOON 今村

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