9月の終わりの雑感です。

話題を作る際に、政治と野球の話をしてはいけない、というようなことが言われたりしますが、まあ気にせず野球の話をしますと、9月7日にプロ野球では史上最速の速さで阪神タイガースがセリーグで優勝を果たしました。阪神の監督は藤川球児。『松坂世代』と言われる1980年生まれ。僕も同い年(1981年の早生まれ)です。

優勝が決まる一戦で、阪神のクローザーである岩崎優は、藤川監督がクローザーとして活躍した現役時代に使用していた"LINDBERG"の『every little thing every precious thing』を、登場曲としてマウンドに上がったんですね。

このことは、岩崎本人が言うには事前に誰にも伝えていなかったという話でした。

いわゆるサプライズなわけですが、これって相当な勇気というか覚悟が必要な行動なんですよ。

だって、2-0の場面で登板して、こんな『粋な演出』しておいて2点差の試合をひっくり返されて優勝も持ち越しーーなんてことになったら、もう目も当てられないわけです。次はサプライズなんてできないですからね。でもこのいばらの道を岩崎は選択した。すべては現役時代から自分にリリーフ投手としての矜持や役割をたたきこんでくれた、藤川球児への尊敬と感謝を込めて……。そして見事三者凡退に抑えて優勝を果たす。めちゃくちゃかっこええやないですか!

思えば岩崎は、2年前の優勝の決まるシーンでも、その2カ月ほど前に若くして亡くなられた横田慎太郎さん(岩崎のドラフト同期で入団した元同僚)の登場曲でマウンドにあがり、見事優勝を成し遂げました。ポーカーフェイスなのにそういう熱い熱い男なんですね。めちゃくちゃかっこええやないですか!

ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、いまプロ野球では、バッターなら自分が打席に立つとき、ピッチャーならマウンドに上がるときに『登場曲』というものが流れるのです。みんな、どの選手もです。

ただそれ聞いてると、好きな選手がK-POPのアイドル女の子グループのダンスソングみたいのだったりして、イマムラ的には不満だったりするんです。なんかカッコいいロック流す人おらんのかい! って思うんですが、本当にいないんですよねえ。

阪神に一人Fall Out Boysの人はいますがそれくらいで。あとは八代亜紀の『雨の慕情』とか、99年生まれなのにハマショーの『J. BOY』とか、あと外人さんで『まいごのこねこちゃん』の人もいたりして、それは笑えます。

あなたの好きな選手が、どんな登場曲を使っているか知ると面白いかもしれませんね。(テキトー)

ちなみに、同じ世代なだけあってLINDBERGはイマムラが最初にCDを聴いたバンドでした。一緒に"たま"を今月の歌に推挙したヤマノ君に借りました(また登場した)。ショートヘアのボーカル渡瀬マキさんが鳥羽弁丸出しでクイズ番組に出てたのなんか子供心に覚えています。好き(ラブ)やったんやろうなあ、おれ。今思えば。

なんかあの頃、永井真理子とか相原勇とかBabeとか(古ぅ~)、ショートの人多かったですよね。いまじゃ剛力さんしか思い浮かびませんが……。ナントカ女優にもショートの方が結構居たと思いますが、まあ、その、詳しく話すのはやめます。

State Champs - Frozen

今日の一曲は“Stae Champs”の『Frozen』です。

こういうアメリケンの素行も成績もちょっとよろしくなさそうな方々(偏見ですね)の音楽というのは、学生時代は世代が同じで、趣味の違うあんたらの音楽は聴いちゃらんけんな! という気持ちで変な競争心みたいなのがあったのですが、オッサンになったので、どーでもよくなって景気のいい曲であたし好き♡って言えるようになったのだろうと推察します。

イントロの、印象的な開放弦とハイポジションを使ったギターリフ。

"Stereophonics"の『Pick A Part That's New』とか“Arlo”の『Culture』とかと発想は同系統ですね。耳コピしやすくてうれしいかんじ。

ドラムもすごくうまくて、素行が悪いだけの連中じゃないことが良くわかります。(素行が悪いかどうかの方は不明やろが)

歌詞は、彼女と僕のすれ違いを歌っているようであります。

それらを『燃える(Burning)』と『凍る(Frozen)』という対の言葉を使って対比させているようでもあります。

ちなみに、日本でも大人気になったディズニー映画『アナと雪の女王』ですが、アメリカでの原題は『Frozen』です。ほいですから、この曲のタイトル見て受ける印象というのも、日と米でちょっと違うもんなのでしょうと想像できます。

余談ですがステレオフォニクスのケリー・ジョーンズの声になりたかった話を昔のブログで書いたのですが、今見てみたらちょうど3年前。きっと秋とステレオフォニクスは相性がいいんですね。

そうかあ、3年かあ。光陰矢の如し。光より速く!


僕がよく買い物に行くスーパーは、2年くらい前から急に80年〜90年代のいわゆる"懐メロ"みたいのが(きちんと歌入りで)かかるようになって、それこそLINDBERGどころか、先日も『ジュリアに傷心』が流れてました。

まあ、こうした店内BGMもなかなかのモンですが、このスーパーはお客さんもなかなかです。

レジサッカーで支払いが済んだお肉のパックを全部開封、その場で持参のラップで小分けにして発泡トレイを捨てて帰るオバハンとか、レジで並んでる僕に税金三万円も取られた話をしてくるうしろの笑瓶似のオバハンとか、ツワモノぞろいです。

『私がオバさんになっても』のBGMの中、僕の横でオバハン(うたじゃなくてホンモノ)が納豆の成分表示を持参の虫メガネでじっと見てたりするのは、しみじみと笑みがこぼれる風景なのであります。おおむねオバハン主体の風景です。


去年の今頃、自分は息子の修学旅行に合わせて大阪・岡山に小旅行的なやつに行ったのですが、その時よりずいぶん日差しが秋めいて過ごしやすい感じがします。

今年は夏がすごかったけんなあ、バランスとってんのかな、自然も。

今日もブログを読んでくださってありがとうございます。

SPOON 今村