秋のすずしい風の吹く日。
静かな夜長に、自分が生まれてきたことや宇宙のなりたちだとか、ちょっと哲学的思索にふけりたいような心持ちの日ってありますよね。
こんな神妙な心持ちの日には、"FUJIWARA"のYouTubeチャンネルでも見よう! と思って(もうぜんっぜん哲学と対極にあるような素晴らしいナンセンスさ。原西だいすき♡)、YouTubeのサイトの虫メガネのところに、「fujiw……」と入力しましたところ、予測検索のとこに『藤原基央 AI』とか出てくるわけです。
ん? 藤原基央てのは"BUMP OF CHICKEN"の人ですね。AI? どゆことやろか、と思ってクリックしてみました。それで分かったのが、AIで藤原基央の声を作って本人がカバーして歌ってくれましたよ『風』の曲を、だれかさんがアップしてたんですね。
ほぇ〜、いまはそんなことができるとね。結構おどろきで、他も見てみると草野マサムネ氏の『Lemon』とかあるんですよ。ちょっと聞いてみると、うーんまあ似てるような似てないような。知らずに聞いたら信じるかな……。
でも思ったよりニセモノぽくなくて、下手くそなボーカロイドよりは断然ホンモンの人間っぽいわけです。
すると、こんなブログを書いているまさにその日に、古くからの友人が「おもしれえもんあったじぇ」とか言うて、YouTubeのリンクをLINEで送ってきました。
それがこれ。
(※ 2026/3月追記 1980's風の『Everlong』のAIミュージックを紹介しておりましたが、削除されていました。著作権? そういったことも含めてのAIの問題点を実感しました)
ちょうどAIミュージックのことブログに書きよった途中やったとよ、とか返信して、40半ばのおっさん同士が気持ちわりいシンクロしちゃうくらいには流行してるんでしょね、AIミュージック。
この『80's Everlong』は正直、僕好みでもあり、ちょっといい感じでした。
でも『AI作品』は僕の心が強く抵抗するので、"お気に入り"にはいれてやらないのですが。
ほいだら、禁断の"アレ"もあるっちゃないと……? と思って、お兄ちゃんがこの曲だけはかたくなに弟に歌わせなかったと伝え聞く『Don't Look Back In Anger』。
そのAI弟(リアム)バージョンを検索してみると……、ああ、あるある!
うーむ、やっぱり心が抵抗しちゃう。
「いいね!」って思えない……!
ここが『人間』のふしぎで素晴らしくて悩ましくもあるところ。情報が感覚の領域にまで及んで、反応させてしまうんですね。先に『AI』って知ってるから、すっとストレートに音楽だけを評価できなくなる(僕は)。
これが、なんか見知らぬテキトーな人が「リアムがロンドンの、とあるライブで歌ったやつなんよ!」とか言ってYoutubeにアップして、そっちを先に見ちゃったりすると、僕は友人たちに「ええもんみっけたじぇ~」とか言うて、自慢げにそのリンクをグループLINEに貼ったりすることになるでしょう。
そうなると、その友人たちとの世界ではそれは『本当に』リアムが歌ったことになっちゃうし、その世界では「兄ちゃんも許したんやねえ」とか言うて、ありもしない優しさをノエルに見てしまうことにもなるのです。
そして時が流れ、それがデマとは知らないまま僕らはその生涯を終えて、やがて土へと還っていくわけです。(←ホントかよ)
それはだまされていることになるのでしょうか。
ん? そしたらいままで真実と思ってたことも、知らぬ間にそうでなくなってるもんがあるんちゃうかー、ということで調べてみますと……。
やっぱり! いろいろある!
鎌倉幕府の成立1192年じゃないらしいですよ! 知ってました? 今は1185年に成立説が有力なんですって。
アウストラロピテクスも今じゃ最古の人じゃないらしいですよ! 知ってました? 今はサヘラントロプス・チャデンシスが最古の人類と教えられるんですって。
ああサヘちゃんねーあいつね、とはなりません。なんやそれ!? としかなりません。
"ゴッドハンド"なんて呼ばれたイケナイことした先生もいらっしゃいましたが、考古学なんて特に、わざとでなくてもこうして新たな発見によって『事実』のように語られていたことが、書き換えられていくことはずっと起きているんですよね。
ほら年号げな覚える意味ないやんか、って思った、学生時代に歴史の点数が非常に低かったイマムラなのでした。
Liam Gallagher - Don't Look Back In Anger
……と、ここまで書いたところで、なんとモノホンの弟バージョン発見!
なんやあるんかい! ということで、今日の一曲は"Liam Gallagher"(リアム・ギャラガー)の『Don't Look Back In Anger』です。
これはリアムが動いて歌ってるので間違いなさそうですね。
うん、ええやないですか! この立ち方! リアムはこれですよねー、かっこえーわ。
……って今度は喜んで聞いちゃう。曲の良し悪しというよりも、『ほんもの』という情報一つだけで、かんたんに五分で手のひらが裏返ります。
じゃあ、こうして本物があるなら、また上にツラツラと書いたような話はまたこんがらがってきて、さっきまで『本物はない』と思いこんでいた時の僕の世界と、今の僕の中では『真実』は行ったり来たりします。え? ノエル兄はやさしかったの? んもぅどっち!?
しかも「リアムが動いてるからホンモンやな」なんて書きましたが、じゃあこれは? って、このACジャパンの動画を見ると、もう動いてたって信用できないってことになるのです。
もうこうなってくると、どっかのオトナ子供が言うように、真実なんてもんはいつもひとつとはぜんぜん限らんやんか、となるわけです。
「真実とは何ぞや……!?」とすごい人に尋ねられちゃう事態になってしまいます。
実は、真実なんて、『ある集団の中で「そうである」と思われている割合がとても多いものごと』なだけやないか? なんて。
それって『常識』に似てて、時代によって変化して姿を変える得体のしれないものなんじゃないか。
『真実』なんて人の数だけあるんじゃないか。
そう思うと、ちょっと身震いしたんです。
秋の気温のせいじゃないよ。
しかし、今回こういうAIミュージックについてちょっと調べただけでもわかった、そのクオリティの高さに、驚くと同時に「こりゃもうAIと言ってなくても、じつはAIが作った音楽は巷にめちゃくちゃ出回ってるだろうな」と感じました。作曲家でもやってる人いるな、こりゃ。
これなんか、作ったひとすごいなあ……。
ふざけとマジのバランスが絶妙ですね。
僕は元の歌は聴いたことありませんでしたが、フレディがこの歌うたってたんだよ、ってAI技術の知識無い人に見せたら信じると思います。
『火山が大噴火』のとこ(1:15)とか動きすばらし。笑わせてもらいました。
いい曲じゃん、おジャ魔女カーニバル。歌詞いいです。
いよいよ、阪神VSソフトバンクの日本シリーズが始まりました。
15年ほど前に楽器店で働いていたころに、ちょっと大きめの便意がありましてイオンのトイレで座っておりましたら、隣の個室から聞こえた「え!? ペタジーニがソフトバンク!?」という驚きの声で、ペタジーニ移籍の報を知ったことがあったのを思い出してニヤけました。ケータイニュースくらい見てよほどビックリしたんかな。ひとりごと、しっかり口に出して言いよったもんなあ。
今日もブログを読んでくださってありがとうございます☆
阪神大敗の前日に、ドーム対岸にて
SPOON 今村



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