先日、お客様からのご依頼でビンテージのポットを入手しました。
このポットでいれたコーヒーは本当にいい味で何杯も何杯も……、とかそんなくだらんボケは要らんですね。ギター屋で言う『ポット』といえば可変抵抗器。ポテンションメーター(Potentionmeter)、通称『ポット』です。ボリュームとかを調整する時にくるくる回すやつです。
巷では、ビンテージギターというのは音が良い良い、といわれておりますが、その要因はなにか。それについてこのちっちゃなちっちゃなブログの一節で語るというのは、全くの見当ちがいなくらいに大きなテーマですので語りませんが、その要因の一つにはなるであろう『ポット』。
近年もののギターのパーツをビンテージにすることで、どこまでビンテージギターのサウンドに肉薄できるかというのは、個人的にも興味のあるところではあります。

こちらがそのポット。Stackpole社のものです。
恥ずかしながら同社のポットを手にするのは初めて。本体底面のど真ん中にポットデイトが刻印されているのですが、そこに書きゃあそりゃあそうなるよね、という位置にオラっとハンダ付けされていて見事にデイトが隠れてしまっています。
1952テレから外されたというセットでしたので、ペアのポットがもう一つあり、そちらの製造デイトは見えていて判明しているのですが、一応このハンダも除去してデイトの確認をしたいと思います。
うひー、落として端子折ったりせんように慎重に……。

うむ、OK。除去して出てきました。
「304221」でもう一つのポットと同じでしたので、きちんとペアですね。
スタックポール社を表す「304」と、52年の「2」、製造週の「21」です。
画像が異様に暗いのは、すんません、気にしないでください。
さっき端子折らないように、とか言うてましたが、このポット届いたときに一つすでに折れていました。
もちろん使えないことはないけど買ったときの説明書きにはなんも書いてなかったやんか、なんやー、と思っていましたが、これは僕が無知でした。
海外サイトなどで、同年代の内部配線をいくつも見ましたが、ポットの同じところの端子が折れていたのです。

というわけでこれは意図的な作業ですね。僕の予想では、ポットの電気的な役割などをよくわかっていないフェンダーやギブソンの作業員がハンダ付けを間違えないように、あらかじめ使わない方の端子を折っていたんじゃないかと思っています。
アンプやエフェクターを変えればもちろん聞こえる音色は劇的に変化しますが、こういうポットやコンデンサの変更による音色の変化それらに比べれば顕著ではありませんが、楽器としてのポテンシャルが上がったようで、弾き手の気持ちは上がるように思います。
ドラクエで装備を良いものにするのか、『たね』を使うのかみたいな感じでしょうか。『すで』でも強い方がそりゃうれしいもんなー。
まるで自分が電気的な仕組みを分かっているかのような書き方していますが、ずっと耳の痛みをこらえながら書きました。はい。
マンガの読めるスマホアプリで『宇宙兄弟』というやつを読んでましたところ、「〜〜クオモ」というキャラクターがでてきました。クオモと言えば、リヴァース・クオモ。ウィーザーのボーカルです。
そのほかにも「フレディ・サターン(マーキュリーではなく)」とか「ジャック・ジョンソン(そのまんま)」などがいて、宇宙で使われる機械の愛称にも「フェンダー」「ギブソン」が登場。調べてみると、モジャモジャ頭の主人公は、ストロークスのギタリスト、アルバート・ハモンドJr.がモデルということで、作者さんは完全に自分と世代も好みも同じなんやなー、と読んでいました。
「クウェラー」まで出てきたもんなー。ベン・クウェラー。このひともたいがいフワフワヘアーですが。
ちゅうことで、今日の一曲は"Ben Kweller"の『Jealous Girl』です。
『E』コードのTAB譜ジャケット。いさぎよし。
この人の曲はなんか、まあ顔もそうなんですが曲調もカワイイ感じのが多くていいです。タイトルだけ聴くとジョン・レノンの『Jealous Guy』を思い出すんですが、だいぶノリがちゃいます。
「じぇじぇじぇじぇーらすがーる♪」とシンガロングしたくなりますね。先週のブログもモモモモリーンでしたので、そんなんが僕好きなんですかね。
その『宇宙兄弟』には、「オジー」というキャラも出てきて、これは先日亡くなったオジー・オズボーンが元ネタでしょう。
「おじーが死んだ!」と聞いて慌てた沖縄県民の方がいたとかいないとかの話もありますが(ない)、オジーがステージで食ったと言われるコウモリが生きてたのか死んでたのかを調べていたら、渋谷陽一さんも最近亡くなっていたことも知りました。
僕が20歳前後に買ったCDのライナーノートは、ほとんどが田中宗一郎氏か渋谷陽一氏が書いたものでした。僕は雑誌を買うことはほとんどしないので、『Rockin’ On』も全然読んでませんが、間違いなくその方の作った土壌の作物を頂いてきた、ということはわかります。Weezerを知ったのも渋谷氏のTV番組でしたので、それはとっても感謝しております。
ちなみにオジーを教えてくれたのは、中学生にして『BURRN!』の愛読者であった友人こうじ君でした。サバスやジューダス、ガンズなどの僕が知らない音楽家の名前を吹き込んで教えてくれました。『アイアンメイデン=鋼鉄の処女』という中学生には少しだけ刺激的なワードも彼から知らされました(うぶやなあ)。
そういや当時人気ゲームになったばかりの『パワプロ』で、僕はせっせと育てた「山田」や「岩鬼」「殿馬(←変換でらんのかい!)」でドカベンチームを結成してたのに対して、彼は「オジー」「リッチー(ブラックモア。ライオネルではない)」や「ザック(ワイルド)」などのメタルオールスターズを作っていました。(「ギーザ―」が四番捕手だったかなぁ……)
彼のおかげでメタルの方たちの名前も知れて(名前だけですが)、それは今の仕事でも結構役立っているので感謝しています。こうじ元気かな。
暑い日が続きますが、庭木の水やりを忘れないようにしましょう。(←あんただれ)
今日もブログを読んでいただきありがとうございます☆
SPOON
今村


みんなのコメント
うおおお ベン・クウェラー! 行きましたよ来日公演。2005年頃だったかなあ…
前知識ゼロだったんですが、まあ1曲目からかっこよさ全開で、本当に素晴らしかったです。あとからアルバム集めました。
ベン・フォールズ、ベン・リーと組んだユニット The Bens でもよかったです。
久しぶりに最近のアルバムでも…と聴いたら、なんとカントリーだった!のでびっくりしたんですが、そこはやはりクウェラーさん。やっぱりよいアルバムでした!
けんごさん
わぁ、また見てくださってコメントくださってありがとうございます! ご無沙汰しております。
ひとりカンタービレを聞くたび、けんごさんを思い出しております^^
あんなに、整髪を気にしないBenたちが集まって、すごいことですよね。Ben Leeも、もちろん好きです☆
Kwellerのファーストアルバムは特Aクラスの素晴らしさだと思っております。たしかに黒いジャケットのアルバムはコッテコテカントリーでした。3rdも結構良かったです。
ライブいいなぁ。九州なんかぜったい来ないもんなー。
うれしいコメントありがとうございました!